コンジローマの潜伏期間と治療法

コンジローマは、病原菌となるウイルスに感染する事で発症する性感染症の1つです。
ウイルスによる感染症の場合、潜伏期間を経て発症するケースが多いと言われています。
コンジローマの場合、どのくらいの潜伏期間があって症状が現れるのでしょうか。

一般的な潜伏期間として1ヶ月から3ヶ月程度と言われています。
ただ、コンジローマの場合、ウイルスの潜伏する期間が個人差によって大きく変わるのが特徴的です。
早い人であれば感染してから約3週間程度で症状が現れますが、長い人だと半年以上経ってから発症するケースもあります。
潜伏期間が長期間わたる場合だと、どこでウイルスに感染したのか特定困難です。

しかも、症状が出ていなくてもウイルスが潜伏している期間であれば、男性・女性問わずパートナーに感染させてしまう危険性があります。
すでに感染しているパートナーと性交渉を行った場合、約60%から70%と高い確率で感染するのがコンジローマの特徴です。
気を付けないといけないのがオーラルセックスです。

コンジローマは性器部分にイボのようなものができる症状が現れますが、オーラルセックスで感染した場合には口や喉にも感染する事もあります。
ウイルスの潜伏している期間が長いケースだと、自分が感染している事に気づかずパートナーにうつしてしまう危険性があるので注意が必要です。

もしコンジローマを発症した場合には、病院で治療する必要があります。
コンジローマの治療法として、まず選択されるのが「ベセルナクリーム」という外用薬での治療です。
ウイルスの増殖を防ぐ作用や、免疫能を高めウイルスに感染した細胞を障害する作用を持っています。
性器に発症したコンジローマの場合、このベセルナクリームで治療を行うケースがほとんどです。

ベセルナクリームが効かないという場合だと、手術によってイボを切除する事もあります。
手術法としては液体窒素凍結手術や電気焼灼手術、レーザー光線蒸散手術などが一般的です。

男性・女性のコンジローマの症状

コンジローマは性行為やオーラルセックスによって感染し、男性も女性も発症する可能性のある病気です。
感染から約3週間から8ヶ月ほどの潜伏期間を経て発症し、症状は男女でそれぞれ異なります。
もちろん症状に個人差はありますが、基本的には性別によって変わるので知っておくと役立つでしょう。

男性の場合、男性器を中心にイボのような病変が現れます。
発症初期はイボの数や大きさはそれほどでもありませんが、症状が進行するにつれて大きく成長していき、やがてニワトリのトサカやカリフラワーのようになって男性器をまるごと覆うこともあります。

男性同士の性行為によって肛門の内部に発症することもあり、この場合は男性器にできる場合と違って見つけにくいので早期発見が難しく、症状の悪化や感染拡大を招きやすいので注意が必要です。
また、症状が悪化すると排尿痛や射精障害といった合併症を引き起こすこともあり、イボが大きくなると下着などと擦れて出血し、痛みを感じることもあります。
初期段階は痛みも無いため放置しがちですが、悪化すると日常生活が難しくなることもあるので早めの治療が必要です。

女性の場合、男性と同じように性器にイボができますが、女性特有の症状としておりものの異常が見られます。
量が増えたり色が変わるといった症状の他、痒みや痛みを感じることもあります。
ただ、女性はコンジローマの原因ウイルスを既に持っている人も多く、感染しても全く無症状で気づかない人も多いです。
いつ感染したかは特定困難で、気付かないうちに感染を広げてしまうこともあるので注意が必要です。

男性も女性も、発症したらベセルナクリームなどを使って治療を始めます。
イボがあまりに大きくなると、外科手術でしか切除できなくなるので負担が大きいです。
初期のうちに治療を始めることが大切なので、できるだけ早く病院へ行きましょう。